　子どもたちにとって，身近な水に溶かしたことのある物質であるみそ。初めに，みそが水に溶けていく様子をじっくりと観察する活動を設定しました。「水全体に粒が広がりながら，だんだん溶けていくね。」「みその粒が底にたまったし，全体的に透き通って見えないから，水に溶けたとは言えないね。」前時までに獲得した科学的な概念を用いてみそが水に溶けたのかどうかを説明し合いました。
　「物が水に溶ける量には限度があること。」「物が水に溶ける量は水の温度や量によって違い，この性質を利用して，溶けている物を取り出すことができること。」など，これまでに学習した物の溶け方の規則性を活用して，みそが水に溶けているのかどうかについて，検証するための実験方法を考えました。
　自分たちが考えた実験方法で問題解決をすることができた子どもたち。物の溶け方の規則性に関する理解を深めることができました。