みそ汁のだしの種類や成分に着目し,うま味の違いを比較し考えるという「見方・考え方」を働かせ,だしの官能検査を行う活動に取り組みました。本題材を通して,味覚の基本味の一つである「うま味」は,日本人が発見したことや,昆布や鰹節に多く含まれているグルタミン酸やイノシン酸という成分があることにも気付き,和食への関心が高まりました。みそ汁によく使われている昆布だしや鰹だし,煮干しだし,合わせだし( 煮干しと鰹節)の4種類のだしを比べることで,味や香りが違うことを体感しました。
「仲間との対話」を通して,使ってみたいだしや好みのだしを見いだし友達との好みの違いに気付く様子も見られ,学びが深まりました。また,栄養教諭からのお話で,給食で使われているだしは,料理によって違うことや合わせだしは,うま味が増し減塩につながることも分かりました。自分たちでだしを選び,みそ汁実習に向けて意欲を高める姿が見られました。
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