メニューを出しお茶の説明をする段階,お茶が届くまで会話する段階,そしてお茶を飲んだ留学生に「How do you like it?」(お味はいかが?)とたずねる段階と活動は日本茶屋のリアルな場面そのものとなりました。活動の途中で生まれた「いぶかしげな表情をされたのだがなぜだろう」という疑問をきっかけに,自然な会話が広がっていくためにどうしたらいいのかに焦点を当てた話合いを進めていきました。「苦く感じていた人に対して言う『How do you like it?』と美味しいと感じていた人に対しての言い方は同じだろうか」という留学生からの発言を受け,相手の表情によってトーンを変えて言う工夫がコミュニケーションをよりよくする見方・考え方につながっていくことを学び取った子どもたちでした。また,試行錯誤しながらの体験を通してmild, strongといった口当たりに関する新しい表現も獲得し,味・香り・色などを形容する英語表現の仕方についても学びが広がりました。
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