【算数】  2年B組 「三角形と四角形」  〜図形の秘密をさぐろう〜    
授業者 高橋 裕和 
 本単元では,図形の構成要素をもとに,図形の性質について考察し分類するという資質・能力をはぐくむために,辺や頂点の数,辺の長さや角に着目し,図形を観察・操作しながら,比較・抽象・概括して図形の特徴をとらえるという「見方・考え方」を働かせた学習活動を繰り返し位置付けることで,仲間分けを通して根拠を明らかにしながら図形の特徴をとらえられるように単元を構成しました。
 その結果,本時では,直角を根拠に仲間分けしたり,前時の正方形や長方形を根拠に直角三角形の特徴を見いだしたりしている子どもの姿が見られました。また,辺の長さに着目して辺の長さが等しいという特徴を見いだしている子どもも見られました。
 授業の終末の省察の場面では,見た目による仲間分けでは図形の特徴を見つけることはできないことや,直角や辺の長さに着目すれば図形の特徴を見つけることができることに気付いているふり返りが見られました。

2B算数