本単元では身近な地域や市の様子をとらえ,場所による違いを考え,表現するという資質・能力をはぐくむために,地形や土地利用,交通の広がりや様子などに着目して比較し,違いを見いだすという「見方・考え方」を働かせた学習活動を繰り返し位置付けることで,秋田市内の主な地域の特色を見いだしていくことができるように単元を構成しました。
その結果,本時では,秋田市役所の周りと秋田駅の周りを比較し,特に違いの表れた土地利用や,交通の様子に着目して,「対話」を通して「秋田市役所のまわりは公共施設が集まっている。」「秋田駅のまわりは,バスや電車,タクシーなどいろいろな交通手段が使えるようになっている。」といった地域の様子に気付く子どもの姿が見られました。
授業の終末の省察では,「市役所の周りと秋田駅の周りで,違いを比べたらそれぞれの特色が分かった。次は秋田港と秋田空港を比べたい。」と,本時の学習を次時に生かそうとする子どもの姿が見られました。
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