修学旅行先で外国人観光客に話しかける際,よりよいコミュニケーションの仕方を意識して進んで会話ができるという資質・能力を高めるために,場面や相手の状況に着目した話しかけ方や話題の選択を工夫するという学習活動を本単元では位置付けました。
本時の中で外国人観光客に扮したALTに話しかける際には,「Do you have time?」と相手意識のある定番表現で会話に入り,ラーメン屋さんの前で並んでいる場面設定から「ラーメンの話題から入ったらいいんじゃない?」というグループごとの作戦で,「Do you like Ramen?」「It's very delicious.」などと,会話が弾むような話題を工夫しました。
予想していなかった質問を受けてしまうこともありましたが,子どもたちは既習の表現や知る限りの単語を並べて,何とか伝えようと努力していました。
修学旅行というゴールに向けて,会話の弾ませ方を考えるとともに,何とか伝わったという喜びや楽しさが味わえた授業でした。
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