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校長あいさつ




ごあいさつ


 今年度、校長を務めます佐々木雅子です。どうぞよろしくお願いいたします。私の専門は英語教育と応用言語学です。応用言語学は耳慣れないことばかと思いますが、現実に起こっている問題を解決するための言語学です。よりよい英語教育を追究し、異文化への理解を深めながら英語を身につけ、グローバル社会を生き抜く人材の養成を探究しております。

 さて、新型コロナウイルスの出現から4年半、感染症法上の5類に移行されてから早1年となります。安堵の感が増す一方で、地球規模の気候変動、紛争、貧困、人権、食糧等々の問題が連日報道されています。これらの課題を解決するには、人としての根幹を育てることが重要です。本校では、時代の急激な変化に対応するべく、先導的役割を担うことに責任と誇りをもち、日々の教育活動と実証的研究を積み重ねてきました。今後さらに「学びの変革」を進めることを意識し、自律的に個々の力量を伸ばすと同時に、総力を結集したチーム力を発揮してまいりたいと思います。

 明治7年7月に開校した本校は、今年度150周年という節目を迎えます。150年間受け継がれてきた伝統のバトンを私たちが受け継ぎ、未来に渡すことを意識する年度です。過去150年にも激動の時代があったことは確かですが、今ほど加速度的に変化する時代はなかったでしょう。16年後の2040年には、働き手の数が現在の8割になります。その「8がけ社会」において、児童ひとりひとりが幸福を実感できる生き方を実現できるようにと願います。教育は日々の地道な実践ですが、その地道な教育こそが、社会を変え、未来を変える力をもっています。変革の鍵は教育にあることを忘れず、創造する喜びを感じられる教育研究活動を推進していきたいと思います。

 ヨーロッパには古くから、「幼いうちは根っこを与えよ、大きくなったら翼を与えよ」ということばがあります。根っこと翼の両方を与えられるよう、児童、家族、地域、教職員の4者間に、しなやかで強固な支援的関係を築いていきたいと思います。エレノア・ルーズベルト(1884-1962)の下記のことばが示すgreat mindsをもち、信頼し合い、共鳴する関係を大切にし、社会に開かれた教育を展開していきたいと思います。
  Great minds discuss ideas.
  Average minds discuss events.
  Small minds discuss people.

 温かい人と人との交わりを感じながら、ひとりひとりが生き生きと成長できる学校であり続けるため、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。


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